浅羽

『化物語』第7話感想

えー、おれは神原駿河というキャラクターが好きではありません。「するがモンキー」という話も好きではありません。でも沢城みゆきの演技は好きなのです。このへん、非常に複雑なものがあります。パイナップル入りの酢豚すげー不味いけどとりあえず肉喰いた…

芸能界の麻薬汚染について

一連の騒動のおかげでTV番組が面白い。これは異常事態です。TV番組が面白いとか、一体いつ以来のことでしょう。えーと。そうだ。おれにとっては『さむらい探偵事件簿』以来です。90年代中盤。時代考証を一切無視した時代劇で、高橋英樹演じる元町奉行同心・…

どのメーカーのテンガが一番気持ちよく使えるのか

TENGAというのは、株式会社典雅さんが開発したオナカップでありまして、「どのメーカーのテンガが一番気持ちよく使えるのか」という文章に答えるのは、浅学非才なわたしでは容易ではありません。その代わりに、TENGA体験記を書かせていただきます。そういう…

『化物語』第6話

加藤英美里の八九寺真宵はわたしが想像していたよりもずっと幼い感じだったのですが、沢城みゆきの神原駿河はわたしが想像していたのと寸分違わぬ神原駿河でした。さて、『化物語』は、日本人でしか書かれないような話であるわけですが、そのへんについての…

放課後ティータイム

放課後ティータイムにあって、誰が好きかといえば、 ∧_∧ ┌──────────── ◯( ´∀` )◯ < 僕は、琴吹紬ちゃん! \ / └──────────── _/ __ \_ (_/ \_) lll もうね、一目見た時から大好きでした。何か文章を書くなら、自分の好みに自覚的になら…

『化物語』第5話感想

めでたしめでたしの第5話。さて、原作を書いた西尾維新の話。彼のような小説を書く連中というのは、素人文芸の世界にはそれこそごまんとおります(パッケージングされて本屋に並んでいる商品としての「小説」群にあってこそ、ライトノベルや携帯小説は異端な…

モンハンでフルフルにレイプされているときのこと

ハイ手抜きの『化物語』感想でお茶を濁してばかりいる浅羽です。だって書くことねーんだもの。構図の分析はもうしちゃったしさ。新しく言えることといえば、「ひたぎクラブ」は整然とした空間の外側に雑然とした空間があったけれど、「まよいマイマイ」では…

『化物語』第4話感想

OP _,,..i'"':, @ @ @ |\`、: i'、 @ @ .\\`_',..-i @ @ @ .\|_,..-┘ Aパート _,,..i'"':, @ @ @ @ |\`、: i'、 @ @ @ @ .\\`_',..-i @ @ @ @ @ @ .\|_,..-┘ Bパート _,,..i'"':, @ @ @ @ @ @ |\`、: i'、 @ @ @ @ @ @…

『化物語』第3話感想

Aパート ____ /_ノ ' ヽ_\ シコシコ…ひたぎのおっぱい最高だお /(≡) (≡)\ シコシコ…ああっ、イク、イクお…!ウッ! / /// (__人__) ///\ | |r┬-| | \ ` ー'´ / _,,..i'"':, |\`、: i'、 @ .\\`_',..-i @ .\|_,..-┘ ____ + ./ \ /\ キリッ つま…

親友だと思っていた友人から結婚式に招待されなかったときのもっともスマートなリアクション

まずタライに水を入れます、次にペットボトルをタライに入れます、次にタライの中を水で満たします、次にペットボトルを逆さに立てます、次にスプレー缶のガスをペットボトルに6分の1ほど入れます、次に残りの6分の5の容積分ペットボトルに酸素を入れます、…

『化物語』第2話感想

携帯電話の「7」のキーにすべて押しこめられている四文字

携帯電話の「7」のキーにすべて押しこめられている四文字について語ります。浅羽です。お題の文章をぱっと見た時、「すべて」の位置がひっかかってうまく意味がとれなかったのですが、みなさんはいかがでしょう。これが「携帯電話の「7」のキーに押しこめ…

『化物語』第1話感想

今回の話では、登場人物の眼球が強調されていました。このことには、世界という立体が視覚によって平面化されている様を描く、という意味があるのでしょう。前半のほとんどは、校舎において展開するわけですが、そこは、縦横の直線で構成された、極めて整然…

十手術

川口先輩から十手術をむちゃぶりされました浅羽です。テクスト論的に十手術に関係する論文といえば、アラン・ソーカルの「境界を侵犯すること」がかなり有名ですね(http://www.physics.nyu.edu/faculty/sokal/transgress_v2/transgress_v2_singlefile.html…

『夏のあらし!』第13話感想

何であれ、物語内容の分析はあまり面白くない。というか、新事実が明るみに出る面白さよりも、解釈学的循環の気持ち悪さのほうが先に立つことのほうが多い。アニメがどんな風に作られているのかまーったく知らないにも拘らずアニメについて正確に語ろうとす…

「これが地球の小説です」

地球最弱のNEET浅羽です。宇宙人に「これが地球の小説です」と勧める作品はどれ?という極めてお題を川口先輩から承りました。答え、友成純一の『獣儀式』。ポルノメディアを放逐した後に全体性を謳う凡愚どもに「納豆そば!」。おれが初めて買った官能小説…

女子スキージャンプ

浅羽です(『サザエさん』の次回予告風に)。女子スキージャンプ。オリンピック種目になってないんでしたっけ? 1巻を1分で立ち読んだ『ノノノノ』情報。競技としてのレベルがあんまり高くないから、という理由らしいですね。男子はあるけど女子はない。猫も…

『夏のあらし!』第12話感想

一件落着の第12話。非日常を経ての日常。潤の似てない物真似が可愛い。可愛いナリ。グラサンと加奈子を見ると『毎度お騒がせします』とかあのへんのドラマを思い出す。ああいうスクリューボールなカップルは、最近はドラマでも観ない気がする。主人公と霊体…

佐藤健

『オーシャンズ11』と『僕の私の塊魂』の影響でファンクを聴きはじめたうんこミーハーの浅羽です。1Q84年生まれですが、『1Q84』は文庫が古本屋の棚に並ぶまで読まないと思います。というか現在に至るまで肉眼でBOOK1、BOOK2ともに書店でその存在を確認した…

『夏のあらし!』第11話感想

おれがセレソンなら新房昭之と高山カツヒコのコンビにまるごと100億渡して好き放題にアニメ作らせる。ガチで。いや、実際いくらかかるのか知らんけど。今回は『地獄少女』で聴いたBGMが使われてました。『地獄少女』のじゃなくて有名な曲なのかもしれません…

Perfume

どうも、昨今話題の1Q84年の生まれの浅羽です。川口先輩からのむちゃぶりを受注しましたのでエントリします。Perfume……ええと、全っ然知らないんですけど、あれですよね、ユニットですよね。女の子。三人組。白い服。テクノ。かしゆか。のっち。歌う。踊る。…

『夏のあらし!』第10話感想

『まりあ†ほりっく』は画面構成が極端に平面的だったわけですが、『夏のあらし!』ではそのテイストを残しつつ、スポットライトのように使われる光が「奥行きを感じさせる平面」を演出していてこれはこれでいい感じです。急転直下の第10話では、さほど美人じ…

『夏のあらし!』第9話感想

ここ最近のエピソードでは、「男-女」・「大人-子供」の境界線上にいるキャラクター「上賀茂潤」に焦点があてられていて、彼女と、「男で子供」の主人公、「女で子供」のあらし、「女で大人」のカヤとの比較がすげー面白かったのですが、今回はたぶん核心に…

おれ、浅羽優を探せ、おれ

こんばんは。淫乱テディベアこと浅羽優です。『TETSUYA』では現行のライトノベル論の問題点を扱った文章を書くかもしれません。でなきゃ成年向けライトノベルの特殊性について。まーそこらへんは吹きすさぶ風を読んで答えを出しましょう。