『化物語』第6話

 加藤英美里八九寺真宵はわたしが想像していたよりもずっと幼い感じだったのですが、沢城みゆき神原駿河はわたしが想像していたのと寸分違わぬ神原駿河でした。さて、『化物語』は、日本人でしか書かれないような話であるわけですが、そのへんについての言説を目にしたことがありません。何故なのでしょう。というか、「ライトノベル」と「日本」の関係について語った文章を読んだことがありません。川上稔とか秋山瑞人とか、いいサンプルになるのではないかと思うのですが。福田和也あたりが『日本人の目玉』くらいの骨太さでやってくれないでしょうか。無理だな。