2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『CANAAN』第10話・第11話・第12話・第13話

川口です。「CANAAN」が終わりました。物理的な戦闘と抽象的な戦闘が――ハッコー・ペアとリャンチー・ペアの関係性が象徴するものから発展し、カナンとアルファルドの対話とマリアのモノローグへと昇華させていく、いわゆる概念的な闘争、ということがやりた…

文学フリマ用冊子の表紙を担当してくださる方が決定!

正田です。私たちの制作する冊子の表紙を描いてくださる方が決まりました。 野愛におし様でございます。はい、拍手!!! 感謝感激雨霰でございます。この場を借りて、高いところからではありますが、野愛様には深く感謝致すとともに今後ともよろしくお願い…

『化物語』第13話

なるほど。主人公の眼球が片方しか描写されないのと、『化物語』の画面が平面であることは関係があったのでしょうね。その平面をに展開されるテロップワークはすげー格好いいなあと思うわけですが、しかしそれでも今は『化物語』を観てる場合じゃない。『NEE…

文学フリマに当選しました!

川口です。さっそくですが、文学フリマの応募結果がわかりました。 2009-09-20 この記事によりますと今回は抽選はなかったということで、つまりそれは我らが山陰大学しりとり研究会、文学フリマに無事当選したということに他なりません!よかった!よかった…

『化物語』11話

『化物語』にあって、撫子以外の登場人物の抱える問題は、すべて「家庭」に端を発しています*1。これは、ですから、同じ『メフィスト』発祥の作家としての、西尾維新による舞城王太郎へのアンサーフィクションとして捉えることも可能なんじゃないかと思えた…

企画がふたつ終了。

ご無沙汰しております。川口です。『カナン』のレビューは遅れております。すみません。 さて、先日勢い勇んで文学フリマに応募いたしました。無事当選していればいいのですが……。冊子の進捗状況としては、ふたつほど企画が終了しています。そのうちのひとつ…

『化物語』第10話

まああれです、非常に駄目な回です。個人的には、今回のように未完成品が放映されたりするほうが「エンドレスエイト」みたいなことよりも問題としては大きいと思うのですが、どうなのでしょう。富士山回を反省して、こつこつ積み上げてきたものがこれで一気…

侍戦隊シンケンジャー二十八幕感想

今回は、前話のシンケンゴールド源太が鮨にされたネタを引っ張ったお話でした。番組冒頭で、形見に新しい折神?を源太がシンケンジャーたちに残そうとするもんですから、おいおいと、少々焦りました。鮨屋なのに鮨にされて鮨が嫌いになったから、もう生きて…

『化物語』第9話

『化物語』は、後半にいくにつれて構成がゆるくなっていて、それが難点だと思います。なぜゆるくなっているのかというと、それはおそらく至極単純な話の筋が、増え続けるヒロインたちの重さに耐え切れないからで、だから「なでこスネーク」ではメインヒロイ…