『CANAAN』第10話・第11話・第12話・第13話

 川口です。「CANAAN」が終わりました。物理的な戦闘と抽象的な戦闘が――ハッコー・ペアとリャンチー・ペアの関係性が象徴するものから発展し、カナンとアルファルドの対話とマリアのモノローグへと昇華させていく、いわゆる概念的な闘争、ということがやりたかったのだろうなぁと思ったのですが、いまいち映像的な物理戦闘も対話による戦闘もどっちも消化不良の部分が残ってしまったように思います。描ききれていないように思うのです。単に飛び飛びで見ていたから、というのももちろんあるでしょうが、カナンがぶれなくなった理由が爆発してもマリアが生きていることがわかったからなのか、ユンユンに託したということによるのか、……いや見直します。またラストでアルファルドとカナンの写真に「CANAAN」とマリアがつけるのはおそらくその両人がいなければいまのマリアは、ということなのではないかと思われますがいかがでしょうか、浅羽くん。意見求む!