侍戦隊シンケンジャー二十七幕感想

 人々の魂と物の魂が入れかえられてしまうお話でした。たとえばシンケンレッドの丈ちゃんはまねき猫に、シンケンピンクのまこちゃんは扇風機、ブルーの流ちゃんは小便小僧です。グリーンとイエローは無事でして、この2人がみんなの魂を戻すため活躍するのでした。
 丈ちゃんはまねき猫と同じかっこうのまま動かず(魂が招き猫の魂だから)グリーンの千明が丈ちゃんの顔に落書きして遊ぶものですから丈ちゃんがかわいくなってしまったのでした。腐女子は楽しんだことでしょう。シンケンゴールドの源太は自分が握ったまぐろの鮨になってしまい野良猫に食べられそうになったのです。猫が口を開けて食べようとした寸でのところで助かるのですが、恐怖のあまり魂が元の体に戻っても叫び続けるという、観ているこっちも冷やりとしましたよ。
 とにかく、一番やりたかったのは戦士の中でもまだ幼いと思われたグリーンとイエローが成長した姿だったわけですが、そうは思えないのでした。丈ちゃんの落書きのほうが面白かったのです。そんなことよりもディケイドが最終回だぜ。