『東のエデン』11話「さらにつづく東」感想

 川口です。『東のエデン』は予想通り、謎が投げっぱなしでございました。劇場版は2部構成で11月28日からだそうです。仮に文学フリマに当選していたとしても、この作品には言及できないことになってしまいました。残念です。
 今回の感想はただただ『アルマゲドン』で泣けなかった俺にはとうていこの程度のカタルシスでは満足できない、ということです。ミサイルを射ち落とす、という格好が最初に死んだ刑事のセレソンを真似ているのがにくい、と思いつつ、エンディングですでに提示されているので新鮮さに欠けていて、消費に走ることができなかったのです。というか、さらに謎が増えたようにも思いますが……。めんどうくさいことを引き受ける自己犠牲、というのは確かにと、うなずく一方、百人足らずで周りのみんなにめちゃくちゃ助けてもらって四苦八苦していた川口には、わかりきっていることでしたので、うーんこれも……。
 いや、煮え切らないのはどうしたって色々残っているからですが。さて来週からは何を書きましょうか。