侍戦隊シンケンジャー三十五幕感想

 今回のお話は、シンケンブルーの流ノ介メインでした。シンケンジャーにならなければならないから流ノ介はそれまで続けてきた歌舞伎をあきらめてきたのですが、その歌舞伎の出るはずだった舞台が近づいて、他の出演者から「流ノ介は逃げた」とか言われてしまっていたのでした。まあ、もちろんその誤解はなくなり、客がいない舞台で流ノ介が歌舞伎を他の出演者といっしょに舞うのですが。なんというか、本来の視聴者になるであろうお子様置いてけぼりのお話になったのではないかな、と思いつつだいぶ楽しみました。
 すべての折神がひとつに合体するのが今回の中心になるネタだったのですが、そんなのは横に置いておきましょう。正義を守るのってたいへんですね。正義のためなら自分の目指していた夢なんか捨てるんですよ。たいへんでござる。まあ、あれだ、本当に好きな仕事をしている人が世の中どれだけいるんだ、っていうお話です。違うか?