『侍戦隊シンケンジャー』第十九幕感想

 正田です。今週のシンケンジャー、新たに登場した6人目の戦士シンケンゴールドのお話でした。シンケンゴールドは出自が侍ではなく、町人です。でも、侍になりたい、その気持ちをシンケンジャーたちにぶつけるのでした。ゴールドが侍として認めてもらうために取った手段は、最も侍らしいシンケンブルーの真似をすること。ブルーは朝4時から侍としての修業をしているのでした。黒子になって、それを盗み見て、真似ようとするのですが、ブルーは「ふざけるな」と言い、ゴールドは「大真面目だ」と言い、譲らないのです。
 でも、ゴールドはゴールドで、すごい力があるのです。折神を自ら作り出したのでした。新しい折神「海老」の登場です。ゴールドは他のシンケンジャーと違ってモジカラを上手く使えないのですがその代わりに電子モジカラを使えて、そこから折神を生み出したのです。みんな、それに感心するのでした。私も電子モジカラには吹きました。なるほど、現代のシンケンジャーらしい能力ですな。
 そんな力があるのであれば、別に、ゴールドはゴールドらしくやっていけばいいのではないかと思うわけです。ブルーの真似する必要もありますまい。それにしても、ゴールドのキャラが濃くて、他のメンバーが消えそうなのですが大丈夫でしょうか。5人それぞれが濃いキャラ付けで、それぞれのメイン回がよくできてるなあ、と思っていたのですが。まあ、ゴールドメイン回が連続しているので、そう感じるだけかな、とも思うわけです。もうしばらく見守るとしましょう。