侍戦隊シンケンジャー三十四幕感想

 今回のお話はたぶん毎年恒例の、親が娘であるヒロインを連れ戻しに来るものでした。ヒロインがいなくなる替わりに、シンケンジャーに対して自分の会社が黒子みたいに援助するというのですが。「あら、頼もしい」と思ってしまいました。でも、こういう援助ってたぶんボロクソにやられて終わるのでしょう。ゴジラのときの自衛隊みたいに。ヒロインの親が援助すると言って、実際に効果のあった例といえば、ケロロ軍曹の西澤家でしょうか。宇宙の侵略者と対等に渡り合う、その実力はとんでもないと思います。
 というわけで、今回は学校が襲われてそれを助けに行ったヒロインを父親が邪魔して、父親が怒られるという、あまりよろしくないお話になってしまいました。父親にも連れ戻すためのそれなりの理由があるのかと思いきや娘の邪魔して、被害者となった子供を危険にさらしただけで。だめじゃん。
 次回に期待します。